CLI Reference

シンクラウド CLI リファレンス — VPS管理

シンクラウドCLI で、シンVPS の一覧・電源・パケットフィルター・OS再インストール・新規お申し込みなどを操作するコマンドのリファレンスです。

shincloud vps 配下のコマンドを掲載しています。対象サービスは シンVPS です。無料プランのVPSは対象外です。

CLIの変更履歴は 更新履歴 を参照してください。

インストール

Node.js(v18 以上)がインストールされた環境で、npm からグローバルインストールしてください。

インストール
npm install -g shincloud-cli

インストール後は、ターミナルのどのディレクトリからでも shincloud コマンドが利用可能です。

インストールせずに即時実行することもできます。

npx でVPS一覧を取得
npx shincloud-cli vps list

バージョン確認

バージョン確認
shincloud --version

認証設定

認証に使用する秘密値はAPIキーのみです。シンクラウドアカウントの「APIキー管理」で、対象のVPSと必要な権限を設定して発行してください。VPSの操作対象はコマンドの uuid で指定します。

APIキーの発行手順については、下記マニュアルをご参照ください。

shincloud auth login

対話形式でAPIキーを設定します。入力したAPIキーはマスク表示され、ログイン時に利用可能なサービス・権限・対象VPS・新規お申し込みの可否・APIキー有効期限を表示してから、名前付きプロファイルに保存します。

対話形式でログイン
shincloud auth login
# ✔ APIキーを入力: ****
# 認証情報を検証中...
# ✓ 認証に成功しました
#
# 利用可能なサービス:
#   VPS
#     権限: すべての操作
#     対象VPS: すべて
#     新規お申し込み: 許可されていません
#
# APIキー有効期限: 2026-12-31 00:00:00
#
# ✓ プロファイル "default" を保存しました
#   設定ファイル: ~/.config/shincloud-cli/config.json

--api-keyによる非対話設定もできますが、値がプロセス一覧やシェル履歴へ残る可能性があります。CI/CDでは実行環境のシークレット機能を使用してください。

非対話形式
shincloud auth login --api-key YOUR_API_KEY

プロファイル

複数のAPIキーは名前付きプロファイルとして保存し、実行時に切り替えられます。

プロファイルを指定して実行
shincloud --profile staging vps list

設定ファイルは ~/.config/shincloud-cli/config.json に保存されます。

環境変数

CI/CDでは環境変数でAPIキーを指定できます。VPSの識別子(uuid)は環境変数に固定せず、コマンドで指定します。

環境変数説明
SHINCLOUD_API_KEYAPIキー
事前設定した環境変数で認証
# SHINCLOUD_API_KEYは実行環境のシークレット機能などで事前に設定
shincloud vps list

認証の優先順位

優先度方式用途
1(最優先)環境変数CI/CD、スクリプト
2プロファイル設定ファイル通常利用(推奨)

※環境変数はSHINCLOUD_API_KEYが設定されている場合のみ使用されます。

--profile <name>を指定した場合は、環境変数より指定したプロファイルを優先します。--profile未指定時は上表の順序で認証情報を取得します。

操作対象の指定

既存VPSを操作するコマンドでは、位置引数 <uuid> に対象の識別子を指定します。uuidshincloud vps list、またはVPSパネルのVPS詳細画面で確認できます。

planssignup は特定の既存VPSを対象としないため、uuid は不要です。signup-status には申込応答のサービスコード id(正の整数)を指定します。「指定のVPSのみ」のAPIキーでは新規お申し込み(vps signup)はできません。planssignup-status は、新規お申し込みの許可があれば利用できます。

uuid を指定して詳細を取得
shincloud vps info a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab

uuid は収容ホストの移転を伴うメンテナンス等で変更される場合があります。指定した uuid が見つからない場合は、一覧を再取得してください。移転により新しいVPS契約へ移行した場合は、「指定のVPSのみ」を対象とするAPIキーの設定を更新してください(「すべてのVPS」を対象とするAPIキーはそのまま利用できます)。

APIキーに設定された「対象のVPS」の範囲外の uuid を指定した場合は、対象外として拒否されます(TARGET_NOT_ALLOWED など)。

グローバルオプション

オプション説明デフォルト
--format <format>出力形式(table または jsontable
--profile <name>使用するプロファイル名default
-y, --yes破壊的操作の確認プロンプトを承認して実行
--debugトラブルシューティング情報を標準エラー出力へ表示
-V, --versionバージョン番号を表示
-h, --helpヘルプを表示

os-reinstall run では --yes 単独では実行できません。詳細は「OS再インストール」を参照してください。新規契約の実申請でも --yes では確認を省略できません。

出力形式

既定では人が読みやすいテーブル形式で出力します。自動処理では --format json を使用できます。

確認が必要な操作では、対象のプレビューや確認メッセージを標準エラー出力へ、最終結果を標準出力へ表示します。--format json の標準出力はそのままパイプ処理できます。

電源操作とOS再インストールの受け付けは本文なしです。CLI は受付時点で終了し、完了待ちはしません。進捗はそれぞれ vps power status / vps os-reinstall status で確認してください。

テーブル形式
shincloud vps list
JSON形式
shincloud --format json vps list
jq と組み合わせ
shincloud --format json vps list | jq ".servers[].uuid"

新規契約の安全確認

vps signup はプリペイド残高から料金が支払われる本契約の申込です。無料お試し期間はありません。利用には、新規申込が許可されたAPIキーと十分なプリペイド残高が必要です。

  1. vps plans で対象プラン、契約期間(months)、税込合計金額(total_price)、OSイメージ(os_images[].image_id)を確認します。
  2. --agree-to-terms --dry-run を付けて試算し、課金・契約作成を行わずに申込内容を確認します。
  3. 実申請では、確認した金額を --expected-total-price に指定し、--agree-to-terms --confirm-purchase を付けて実行します。
  4. 表示されるサービス利用規約、個人情報の取り扱い、申込内容、税込合計金額を確認し、対話端末へ指定された確認文字列を入力します。

見積額と --expected-total-price が一致しない場合は申込を中止します。課金を伴う実申請は対話端末でのみ実行でき、--yes では確認を省略できません。CI/CDなどの非対話環境では --dry-run のみ利用してください。

--periodvps plans が返した months から指定してください。プランに無い月数は PLAN_NOT_AVAILABLE になります。

--auto-renew は省略すると有効(API既定)になります。1カ月契約では自動更新が必須で、--auto-renew false を指定すると VALIDATION_ERROR になります。3カ月以上の契約では --auto-renew false を指定して無効にできます。

実申請時の冪等性キーは省略するとCLIが自動生成し、標準エラー出力へ表示します。入力不備・残高不足・価格不一致などの4xxエラーで却下された場合は、内容を修正して同じキーで再実行できます。

応答を受け取れなかった場合やサーバーエラーの場合は、同じキーでの再送は48時間 409 DUPLICATE_REQUEST になります。vps list と請求履歴で申込状況を確認し、未実行と確認できた場合のみ新しいキーで再申請してください。

電源操作の反映

起動・再起動・停止は、リクエストを受け付けた後バックグラウンドで反映されます。CLI は受付時点で終了し、進捗は vps power status で確認してください。

  1. vps power start / reboot / stop を実行します。
  2. 反映状況は vps power status で確認します(ポーリングの推奨間隔: 5秒程度。反映の目安は最大3分)。
  3. statusrunning(起動・再起動後)または stopped(停止後)になれば反映は完了です。
status意味
running稼働中
stopped停止中
processing電源操作などの反映中
errorエラー。解消しない場合はサポートへお問い合わせください

現在の電源状態で実行できない操作(稼働中のVPSへの起動、停止中のVPSへの停止など)は INVALID_POWER_STATE などで拒否されます。プラン変更・ディスク増設・OS再インストールなどの処理が実行中のVPSに対する書き込みも拒否されます。

vps power reboot --force は、通常の再起動で応答がない場合の強制再起動(電源断相当)です。起動・停止に force はありません。

OS再インストール

OS再インストールを実行すると、サーバー内のデータ・設定はすべて削除されます。必要なデータは、あらかじめバックアップを取ったうえで実行してください。削除されたデータを復元することはできません。

実行前の条件

  • VPSを停止しておく必要があります。稼働中の場合は INVALID_POWER_STATE になります。停止は vps power stop で行えます。
  • プラン変更・イメージ保存・バックアップ復元などの処理が実行中の場合は FEATURE_UNAVAILABLE になります。
  • --confirm-reinstall が必須です。--yes 単独では実行できません。対話時は「<uuid> のOS再インストールを承認」を正確に入力します。非対話では --yes--confirm-reinstall の両方が必要です。

誤操作を防ぐしくみ

  1. APIキーの権限 — 権限を「カスタム」にすると「OS再インストール」だけを操作不可にできます。「すべての操作」のキーでは実行できます。
  2. VPSごとの操作保護vps protection set --os-reinstall true にしたVPSは PROTECTED で拒否します。再インストールするときだけ false に戻してください(VPSパネルからの操作には影響しません)。

プランごとに指定できるイメージ・パスワード

指定できるイメージはVPSパネルのOS再インストール画面と同じです。実際に指定できるイメージは vps os-images で取得してください。

プラン指定できるイメージパスワードの条件SSHキー
VPSOS・アプリケーション半角英字・半角数字・半角記号のうち2種類以上指定できます

パスワードは共通して 9〜70文字です。`(バッククォート)・<>・全角文字は使用できません。CLI は長さを先に確認し、文字種は API が判定します。

管理ツール付きイメージでは --basic-password(半角英数字12〜64文字)が必要です。対象は vps os-imagesrequires_basic_password で判別できます。

SSHキーには、VPSパネルで登録済みのキーを指定するか、--ssh-key-name--ssh-public-key を併用して公開鍵を登録できます。APIは秘密鍵を応答しないため、SSHキーの自動生成は行いません。

保存イメージからの復元・ドメイン/SSLクイック設定には対応していません。VPSパネルからご利用ください。

再インストールの流れ

  1. vps os-imagesimage_id を取得します。
  2. 操作保護を有効にしているVPSでは vps protection set --os-reinstall false にします。
  3. vps power stopvps power statusstopped を確認します。
  4. vps os-reinstall run ... --confirm-reinstall を実行します。
  5. vps os-reinstall status で進行状況を確認します(ポーリングの推奨間隔: 30秒程度)。
  6. statuscompleted になれば完了です。再インストール後のVPSは稼働中になります。

再インストール後は SSH のホスト鍵も変わるため、接続時に警告が表示される場合は既知のホスト情報を削除してください。パケットフィルター・IPアドレス・逆引きホスト名は変わりません。

破壊的操作の安全確認

パケットフィルタールールの削除と、再起動の --force では、CLIが対象を表示して確認します。既定の回答は No です。自動実行で確認を省略する場合のみ --yes を指定してください。

OS再インストールは上記と別の確認です。--yes では省略できません。

秘密値の取り扱い

  • パスワードや公開鍵をコマンドへ直接指定すると、プロセス一覧やシェル履歴へ残る可能性があります。共有端末での実行を避け、履歴・CIログ・実行権限を適切に管理してください。
  • --debugの出力には機密情報が含まれる場合があります。共有前に必ず内容を確認してください。

レート制限エラー

APIの利用上限を超えた場合、CLIは RATE_LIMIT_EXCEEDED エラーを表示して終了します。HTTPレスポンスに Retry-After ヘッダーが含まれる場合は、その秒数を目安に待ってから再実行してください。

VPS のレート制限はアカウント単位で、プランによらず一律です。同じアカウントの複数キーでも合算されます。

対象リクエスト/分リクエスト/日同時接続数
全プラン共通6010,0005

認証失敗が短時間に続いた場合はIPアドレス単位で一時的にブロックされます。APIキーや環境変数の設定を確認してから再試行してください。

APIキー情報

認証中のAPIキー情報を取得 shincloud me

現在認証に使用しているAPIキーの情報を取得します。有効期限と、VPSを含む各サービスの権限・操作対象を確認できます。

VPSキーでは services.vps に権限(すべての操作 / 読み取り専用 / カスタム)、対象VPS(すべて、または uuid の一覧)、新規お申し込みの可否が含まれます。auth login でも同じ内容を表示します。

使用例

基本的な使い方
shincloud me
JSON形式で出力
shincloud --format json me

新規お申し込み

お申し込み可能なプラン・料金を取得 shincloud vps plans

CLIからお申し込み可能なVPSのプランと、契約期間ごとの料金(税込)の一覧を取得します。あわせて指定できるOSイメージ(os_images)も返します。

一時的に新規お申し込みの受付を停止しているプランも、再開予定の提供対象プランであれば一覧に含まれます。一覧にあっても、受付停止中・メンテナンス中は dry-run・実申請とも CAPACITY_UNAVAILABLE になります。現在の受付可否は vps signup --dry-run で確認してください。完全に提供を終了したプランは一覧から除外されます。

--period にはこのコマンドが返した対象プランの months を、--expected-total-price には同じ行の total_price(キャンペーン適用後の実際のお支払い額)を指定してください。

APIキー設定でVPSの新規お申し込みが許可されている必要があります。

使用例

プランと料金を取得
shincloud vps plans
JSON形式で取得
shincloud --format json vps plans
VPSを新規お申し込み shincloud vps signup --plan-id <id> --period <months> --image-id <id> --root-password <password> --expected-total-price <yen> --agree-to-terms [options]

VPSの新規契約をお申し込みます。料金はプリペイド残高から引き落とされ、無料お試し期間なしの本契約となります。残高が不足している場合は PAYMENT_REQUIRED エラーになります。

ご利用には、APIキー設定で「このキーでVPSの新規お申し込みを許可する」を有効にする必要があります。設定時には20,000円以上のプリペイド残高が必要です。「指定のVPSのみ」のAPIキーからは利用できません。新規アカウントの作成には対応していません。

お申し込みできるのはシンVPS(スタンダード・大容量メモリ)です。無料プランには対応していません。

実申請前に --dry-run で料金、お申し込み内容、現在の受付可否を確認してください。受付停止中やメンテナンス中は CAPACITY_UNAVAILABLE エラーになります。実申請では --confirm-purchase と対話端末での確認が必要で、--yes では省略できません。安全な実行と再申請については、ページ上部の「新規契約の安全確認」を参照してください。

成功時はお申し込みしたVPSの情報を返します。status が active の場合はすぐに利用できます。building はOSの初期設定中、setup_pending はサーバー作成の保留中です。いずれの場合もお申し込みとお支払いは完了しており、その後の状況は vps signup-status で確認できます。uuid がまだ無い場合は signup-status の id(サービスコード)を使ってください。

オプション

オプション必須説明
--plan-id <id>必須プランID。vps plans が返した plan_id を指定します(vps-2gb、vps-highmem-4gb など)
--period <months>必須契約期間(月数)。vps plans が返した対象プランの months から指定します
--image-id <id>必須OSイメージID。vps plans が返した os_images[].image_id から指定します
--root-password <password>必須rootパスワード(9〜70文字。半角英字・半角数字・半角記号のうち2種類以上。` < > と全角文字は不可)。秘密値のため履歴やログへ残さないでください
--expected-total-price <yen>必須合計金額(税込・円・キャンペーン適用後)。vps plans が返した total_price を指定します。現在価格と一致しない場合はエラー(PRICE_MISMATCH)になります
--name <name>任意サーバー名(最大50文字。半角英小文字・数字・-・_)。省略時は自動で設定されます
--ssh-key-name <name>任意VPSパネルで登録済みのSSHキー名。--ssh-public-key と併用すると、その名前で公開鍵を登録して使います
--ssh-public-key <key>任意登録する公開鍵(OpenSSH形式・半角文字のみ)。--ssh-key-name と併用します
--auto-renew <bool>任意自動更新(true / false。省略時は true)。1カ月契約では true 必須です。3カ月以上の契約では、true でプリペイドからの自動引き落としが有効になります。更新時に残高が不足すると設定が解除され、メールで通知されます
--dry-run任意課金・契約作成を行わずに実行可否のみ検証。省略時は false(実申請)
--confirm-purchase任意課金を伴う実申請であることを明示(実申請時は必須)
--agree-to-terms必須「利用規約・個人情報の取り扱い」を確認し、同意した場合に指定してください(試算・実申請とも必須)
--idempotency-key <key>任意実申請の冪等性キー(英数字・_・-の8~64文字。省略時は自動生成)

使用例

料金とお申し込み内容を確認
shincloud vps signup --plan-id vps-2gb --period 12 --image-id vps_ubuntu2404 --root-password "MyPassw0rd-2026" --expected-total-price 19386 --agree-to-terms --dry-run
確認後に実申請
shincloud vps signup --plan-id vps-2gb --period 12 --image-id vps_ubuntu2404 --root-password "MyPassw0rd-2026" --expected-total-price 19386 --agree-to-terms --confirm-purchase
お申し込み状況を確認 shincloud vps signup-status <id>

お申し込み後のサーバー作成状況を取得します。vps signup の結果の status が building または setup_pending だった場合の確認先です。

status が active になるとサーバーを利用できます。uuid が確定した後は vps info でも状態を確認できます。長時間 setup_pending のまま解消されない場合は、サポートまでお問い合わせください。

引数

引数説明
<id>vps signup が返した id(サービスコード)。正の整数

使用例

お申し込み状況を確認
shincloud vps signup-status 40000360

VPS情報

VPS一覧を取得 shincloud vps list

ご契約中のVPSの一覧を取得します。APIキーの対象が「指定のVPSのみ」の場合は、対象に設定されたVPSのみ返します。

電源状態は含みません。各VPSの操作には uuid を指定します。uuid が空の行(申込直後の setup_pending など)は操作対象にできません。状況は vps signup-status で確認してください。

収容ホストの移転を伴うメンテナンス等で uuid が変わる場合があります。見つからない場合は一覧を再取得し、「指定のVPSのみ」のAPIキーでは対象設定を更新してください。

使用例

VPS一覧を取得
shincloud vps list
JSON形式で取得
shincloud --format json vps list
VPS詳細を取得 shincloud vps info <uuid>

指定したVPSの詳細(プラン・OS・IPアドレス・ホスト名・電源状態・メモ等)を取得します。電源状態はリアルタイムの値です。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

VPS詳細を取得
shincloud vps info a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
メモを変更 shincloud vps memo update <uuid> --memo <memo>

VPSのメモを変更します。VPSパネルに表示されるメモと同一です。空文字を指定するとメモを削除します。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--memo <memo>必須メモ(最大500文字)。空文字で削除

使用例

メモを更新
shincloud vps memo update a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --memo "本番環境(監視対象)"
メモを削除
shincloud vps memo update a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --memo ""
サーバー名を変更 shincloud vps name update <uuid> --name <name>

VPSの名前(サーバー名)を変更します。VPSパネルに表示される名前と共通です。文字種が合わない場合は VALIDATION_ERROR になります。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--name <name>必須サーバー名(最大50文字。半角英小文字・数字・-・_)

使用例

サーバー名を変更
shincloud vps name update a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --name web-server-01
逆引きホスト名を変更 shincloud vps reverse-dns update <uuid> --hostname <hostname>

VPSのIPアドレスの逆引きホスト名(PTRレコード)を変更します。標準ホスト名を指定すると初期設定に戻ります。指定したホスト名のドメイン所有確認や正引きとの一致確認は行いません。

メールサーバー用途などで利用する場合は、正引き(Aレコード)がこのVPSのIPアドレスへ向いていることもあわせてご確認ください。現在の設定値は vps info の reverse_hostname で確認できます。PTR行が無い場合は PTR_NOT_FOUND になります。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--hostname <hostname>必須逆引きホスト名(最大253文字。半角英数字・-・.)

使用例

逆引きホスト名を変更
shincloud vps reverse-dns update a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --hostname mail.example.com

電源操作

電源状態を取得 shincloud vps power status <uuid>

VPSの電源状態を取得します。起動・再起動・停止の反映確認先です。ポーリングの推奨間隔は5秒程度、反映の目安は最大3分です。

status は running(稼働中)/ stopped(停止中)/ processing(反映中)/ error(エラー)です。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

電源状態を取得
shincloud vps power status a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
VPSを起動 shincloud vps power start <uuid>

停止中のVPSを起動します。受け付け後の反映は非同期です(ページ上部の「電源操作の反映」を参照)。稼働中など、現在の電源状態で実行できない場合は INVALID_POWER_STATE になります。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

VPSを起動
shincloud vps power start a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
VPSを再起動 shincloud vps power reboot <uuid> [options]

VPSを再起動します。受け付け後の反映は非同期です(ページ上部の「電源操作の反映」を参照)。

通常は稼働中ならソフト再起動です。応答がない場合のみ --force を付けて強制再起動(電源断相当)してください。--force では確認プロンプトが出ます(-y / --yes で省略可)。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--force任意強制再起動(電源断相当。通常の再起動で応答がない場合)
-y, --yes任意--force の確認プロンプトをスキップ

使用例

通常の再起動
shincloud vps power reboot a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
強制再起動
shincloud vps power reboot a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --force
VPSを停止 shincloud vps power stop <uuid>

稼働中のVPSを停止します。受け付け後の反映は非同期です(ページ上部の「電源操作の反映」を参照)。停止中など、現在の電源状態で実行できない場合は INVALID_POWER_STATE になります。

OS上での正常なシャットダウンを行いたい場合は、OSにログインしてシャットダウンしてください。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

VPSを停止
shincloud vps power stop a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab

パケットフィルター

パケットフィルター設定を取得 shincloud vps packet-filter get <uuid>

パケットフィルターの有効/無効とルール一覧を取得します。ルールの変更・削除では rules[].id を指定します。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

設定を取得
shincloud vps packet-filter get a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
パケットフィルターの有効/無効を切替 shincloud vps packet-filter update <uuid> --enabled <bool>

パケットフィルターの有効/無効を切り替えます。ルールの内容は変わりません。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--enabled <bool>必須true で有効 / false で無効

使用例

有効にする
shincloud vps packet-filter update a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --enabled true
無効にする
shincloud vps packet-filter update a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --enabled false
ルールを追加 shincloud vps packet-filter add-rule <uuid> --type <type> [options]

パケットフィルターのルールを追加します。ルールは1台あたり最大20件で、同じ内容のルールは重複して追加できません(RULE_DUPLICATED / RULE_LIMIT_EXCEEDED)。

プリセット(custom 以外)は対象ポートが種別ごとに固定で、全てのIPアドレスからのアクセスを許可します。--protocol / --port / --allowed-ip / --memo は指定できず、指定した場合は VALIDATION_ERROR になります。接続元IPアドレスを制限したい場合は --type custom で --protocol / --port / --allowed-ip を指定してください。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--type <type>必須ssh / web / web_http / mysql / postgresql / mail / rdp / custom
--protocol <protocol>任意tcp / udp / icmp(custom は必須)
--port <port>任意ポートまたは範囲(custom は icmp 以外で必須。例: 8080 または 8000-9000)
--allowed-ip <cidr>任意許可する接続元(custom のみ)。all または IP/CIDR(既定: all)
--memo <memo>任意メモ(最大500文字。custom のみ)

使用例

SSHプリセットを追加
shincloud vps packet-filter add-rule a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --type ssh
接続元を制限したカスタムルールを追加
shincloud vps packet-filter add-rule a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --type custom --protocol tcp --port 8080 --allowed-ip 203.0.113.0/24 --memo "監視エージェント"
ルールを変更 shincloud vps packet-filter update-rule <uuid> <ruleId> [options]

カスタムルール(type=custom)の内容を変更します。指定しなかった項目は現在値を維持します。プリセットのルールは変更できません(削除して追加し直してください)。--protocol / --port / --allowed-ip / --memo のいずれか1つ以上を指定してください。icmp から tcp / udp に変更する場合は --port も必要です。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進
<ruleId>ルールID。vps packet-filter get の rules[].id

オプション

オプション必須説明
--protocol <protocol>任意tcp / udp / icmp
--port <port>任意1〜65535の整数または「最小値-最大値」の形式(icmp では使用しません)
--allowed-ip <cidr>任意許可する接続元。all または IP/CIDR。省略時は現在値を維持
--memo <memo>任意メモ(最大500文字)。空文字で削除

使用例

許可する接続元を変更
shincloud vps packet-filter update-rule a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab 102 --allowed-ip 198.51.100.0/24
ルールを削除 shincloud vps packet-filter delete-rule <uuid> <ruleId> [options]

パケットフィルターのルールを削除します。確認プロンプトが出ます。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進
<ruleId>ルールID。vps packet-filter get の rules[].id

オプション

オプション必須説明
-y, --yes任意確認プロンプトをスキップ

使用例

ルールを削除
shincloud vps packet-filter delete-rule a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab 102

OS再インストール

再インストールできるイメージ一覧を取得 shincloud vps os-images <uuid>

指定したVPSで再インストールできるイメージの一覧を取得します。os-reinstall run の --image-id には image_id を指定します。

available_for_this_server が false のイメージは指定できません。requires_basic_password が true のイメージでは --basic-password が必要です。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

イメージ一覧を取得
shincloud vps os-images a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
OSを再インストール shincloud vps os-reinstall run <uuid> --image-id <id> --root-password <password> --confirm-reinstall [options]

VPSのOSを再インストールします。指定したイメージでサーバーを作り直すため、サーバー内のデータ・設定はすべて削除されます。必要なデータは、あらかじめバックアップを取ったうえで実行してください。

実行にはVPSを停止しておく必要があります。稼働中の場合は INVALID_POWER_STATE になります。操作保護(vps protection)で os_reinstall が有効なVPSは PROTECTED で拒否されます。

--confirm-reinstall は必須です。--yes だけでは実行できません。対話端末では uuid を含む確認フレーズの入力が必要です。対話かつ --confirm-reinstall のときは、vps os-images 相当でイメージ名を取得して --image-id を照合し、見つからなければ中止します。確認画面にはイメージ名を表示します。非対話(--yes と --confirm-reinstall)では名前の取得はしません。

受け付け後の反映は非同期です。進捗は vps os-reinstall status で確認してください。指定できるイメージ・パスワードの条件はページ上部の「OS再インストール」を参照してください。SSHキーはVPSパネルの登録済みキーを指定するか、--ssh-key-name と --ssh-public-key を併用して公開鍵を登録します。秘密鍵を応答しないため自動生成は行いません。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--image-id <id>必須イメージID。vps os-images の image_id
--root-password <password>必須管理者パスワード(9〜70文字)。root のパスワードです。秘密値のため履歴やログへ残さないでください
--ssh-key-name <name>任意VPSパネルで登録済みのSSHキー名
--ssh-public-key <key>任意登録する公開鍵(OpenSSH形式)。--ssh-key-name と併用
--basic-password <password>任意管理ツールBasic認証(requires_basic_password のイメージのみ。半角英数字12〜64文字)
--confirm-reinstall必須データ全消去を承認(必須。--yes では省略不可)
-y, --yes任意非対話実行時に、--confirm-reinstall と併用して確認を承認

使用例

停止済みのVPSを再インストール
shincloud vps os-reinstall run a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --image-id vps_ubuntu2404 --root-password "MyPassw0rd-2026" --confirm-reinstall
OS再インストールの状況を確認 shincloud vps os-reinstall status <uuid>

OS再インストールの進行状況を取得します。ポーリングの推奨間隔は30秒程度です。

status は rebuilding(再構築中)/ configuring(OS初期設定中)/ completed(完了)/ error(エラー)です。completed になると再インストール後のVPSは稼働中になります。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

状況を確認
shincloud vps os-reinstall status a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab

操作保護

操作保護の設定を取得 shincloud vps protection get <uuid>

APIからのOS再インストールを拒否する操作保護の設定を取得します。VPSパネルからの操作には影響しません。既定は無効です。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

使用例

設定を取得
shincloud vps protection get a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab
操作保護の設定を変更 shincloud vps protection set <uuid> --os-reinstall <bool>

APIからのOS再インストールをVPS単位で拒否します。本番サーバーや自動化用キーで誤って再インストールしたくない場合に有効にしてください。再インストールするときだけ false に戻します。

引数

引数説明
<uuid>操作対象のVPS識別子。vps list の uuid。8-4-4-4-12 の十六進

オプション

オプション必須説明
--os-reinstall <bool>必須true で再インストールを拒否 / false で解除

使用例

再インストールを拒否
shincloud vps protection set a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --os-reinstall true
拒否を解除
shincloud vps protection set a1b2c3d4-5678-40ab-cdef-1234567890ab --os-reinstall false